ルイス・アンショ

僕が輸入したワインでもっとも思い入れのあるワインです。このボデガ、リベイロってゆうところ、スペインの北西部、山梨のところのような美しい緑が生える、とても素敵な場所にあるんです。

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で、造り手のルイス・アンショーさんはとても気さくなおじさんで、車の運転がとても上手。

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ぶどう畑を案内してくれたのですが、でかい車で、細い道をすいすいと運転していくのです。

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このおじさんのワイン造りの哲学はとてもシンプルで、絶滅しかかっていたこの土地固有のぶどう品種で、高品質なワインをつくろうと。10年くらい前までは、リベイロは大量消費用のワイン生産用にパロミノ(D.O.ヘレス、シェリーの主要品種)とゆう非常に繁殖力の強い白ぶどうに植え替えられてしまっていて、固有品種はほとんど栽培されなくなってしまっていたのです。本当のところリベイロはワイン産地としてはとても歴史があって、中世にはヨーロッパ中でリベイロのワインは楽しまれていたのです。

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さて古びた石垣に囲まれたボデガに入ると、暖かい木の温もりに包まれた小さな小さなボデガでした。

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実際にアンショーさんに、テイスティングをさせてもらって、ここの赤ワインは全て気に入りました!

ガリシアのチーズ、テティージャと一緒に頂いた、赤ワイン、「エスコルマ」、「ア・トルナ・ドス・パサス」、「エイドス・エルモス」全てが僕にとっては「ドン・ピシャリ」でした。

力及ばず、「ここのボデガのワインは全て買い占めだ!」とゆうほどは買えなかったのですが、本当はそうしたかった。

余談ですが、ここの白ワインのトップ・キュベ「エスコルマ」の2008年ビンテージをとあるスパニッシュ・レストランのオーナー・シェフが現地で購入したものを飲まさせてもらいました。(現行ビンテージは2010年)

その味わいがストラクチャーに富み、滋味深いものに大化けしていて、(現行のビンテージはそこまでのストラクチャーは無いですね)大袈裟じゃなくて、今まで飲んできた白ワインの中でトップクラスでした。

なので、僕もこの白ワインはセラーの中でじっくりと寝かせたいと思っています。(と言ってもお売りするほどの本数は無いのですが、、、)

あっ、ちなみにご存知の方は結構ですが、僕、ワインの販売もやってるんですよ、家飲みのワインで何買ってええかわからないとか、プレゼント用にワインが欲しいという方、お気軽にお尋ね下さいね。

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