ラ・モビーダ・ピサーラ [2013] マルディビナス

https://plusblue.thebase.in/items/10187202

小梅ちゃん?って思ってしまうような、はじまりの香り、、、。紫蘇、やっぱりジャパニーズだ、それもアダルティだと一瞬ワナにハマりそうになりますが、ハッと気がつくと正気を取り戻させるようなフルーツ爆弾が口の中で弾けます。最後まで僕をハラハラさせるようにその余韻は心地よく続いていきます。

豚足と豚耳のガレットに合いましたね、豚の料理は全般的に相性がよいのではないでしょうか。

お勉強コメント
やや落ち着いた印象の紫色がかった透明感のあるルビー。ディスクの縁にはやや酸化のニュアンスが感じられる。

木いちごや、フランボワーズ、さくらんぼのような甘い香りと、甘苦系のスパイスの香りが感じられる。

香りにあったような赤い果実の印象が感じられ、心地よい酸があとに続く。
やや苦味をともなった細やかな渋味も口の中にわりと長く続く。

温度を低めにしてアルコール感をあまり感じさせないように提供したい。

ラ・モビーダ・ピサーラ [2013]
La Mocida Pizarra

生産者
マルディヴィナス
Maldivinas

地域
スペイン / カスティーリャ・イ・レオン州
Spain / Castilla y Leon

産地
Vdt.カスティーリャ・イ・レオン
Vino de la Tierra de Castilla y Leon

葡萄品種
ガルナッチャ

アルコール度数
14.5%

おすすめグラス
ブルゴーニュ・グラス

サービス温度
13℃~

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ディド・ラ・ソリューション・ロサ [2015] ベヌス・ラ・ウニベルサル

https://plusblue.thebase.in/items/10021292

可憐な妖精なのに、大人のようなとゆうか、何を言っているのかわからへんけど、子供っぽさと大人の魅力が合わさったロゼ。

ファースト・アタックはミルキーないちご・キャンディかなっ?と感じるのだけれども、それが徐々にフランボワーズのようなキリッとしまった酸によって爽快な余韻を残していくのです。

たまたまだったのですが、新玉ねぎをくたくたまで蒸し煮したのと、自家製のベーコンを使ったパスタにめちゃくちゃ合いました。

全く話は変わるのですが、昨年末にとある大井町にはある巨匠のワインバーで飲んだ時に、自分がいかにワインに対して基礎力が足りないかということを痛感させられました。

そこで一からもう一度ワインをやり直してみようと思い、いろいろ自分なりに調べたところ、とある文献にたどり着きまして、よし、これを教科書にして、ティスティング・コメントを残していこう、自分の勉強の成果をアウトプットしていこうと決めたのでございます。(今までのコメントの仕方と並行してですね)

決めたのは去年の末だったのに、うだうだやって、結局今日からっていうことになりましたが、、、。

お勉強コメント
若干オレンジ色がかった、淡いチェリー・ピンクの色調。

まず最初にわかりやすくバニラ、杏仁系の香りが立ち上がり、その後にイチゴ、フランボワーズの香りが後を追う。

味わいは、香りの印象そのままに、まずまろやかに始まり、甘味が口の中に広がる。続けて、引き締まった酸が果実味と共に感じられる。

あまり冷やし過ぎない温度で、口の広いタイプのグラスを使うとこのワインの個性が生かされると思われる。

ディド・ラ・ソリューション・ロサ [2015]
Dido La Solucion Rosa 2015

ベヌス・ラ・ウニベルサル
Venus la Universal

地域
スペイン / カタルーニャ州
Spain / Catalunya

産地
D.O.モンサン
D.O.Montsant

葡萄品種
ガルナッチャ50%
マカベオ25%
カリニェナ10%
ガルナッチャ・ブラン10%
ガルナッチャ・グリ5%

アルコール度数
14%

おすすめグラス
ブルゴーニュ・グラス

サーヴィス温度
12℃~   

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僕がワインをサーブする時に気をつけていることその2

前回の続き

僕がワインをサーブする時に気をつけていることその1

2つ目、ワインをサーブする温度。これは僕の師匠に徹底的に教えられたのです。

よくある日本での神話に、赤ワインは常温で提供する、というものがあります。

しかし、常温とゆうのは季節や、室内か、室外か、環境によって大きく異なりますし、また、ワインの温度もその環境によって、最初注いだ時より大きく変化しますよね。

ここは多少なりとも主観になってしまうのですが、得てして、皆さんが思い描いている赤ワインを飲む温度は高すぎる傾向があるということです。

まぁ大事なのは、常温、常温、あるいは僕が温度が高い、高いと言ったところで、「それは他の誰か」が言ったことなので、自分にとって飲み心地の良い温度帯を発見するということです。あー、ワインって温度を変えるとまるで別のワインになるんだってことを知ることです。

わかりやすい例として赤ワインの話をしましたが、これはもちろん白ワインにも当てはまります。白ワインだからといって、ただ冷やせばいいってもんじゃない、赤ワインで飲む温度くらいで飲んで美味しい白ワインはいくらでもあります。

僕はワインを飲む面白みってのはここにあると思います。自分が工夫することによって、「ワインの味が変わる」、それを知ることで、ワインを難しいものじゃなくて、より身近なものとして感じてもらえたらなと思って。

これは余談なのですが、僕はワインって飲む温度によってこんなに味が変わるんだってことを師匠に教えてもらって、じゃあ温度をコントロールするにはどないしたらええねんってことを色々考えました。

まず一つたどり着いたのは、じゃあ保管しておく温度を変えたら、提供温度を変えれるやんって。で、たくさんセラーがあったらええんやって、ほんで、保管温度をちょっとずつ変えたらええんやって。

だがしかし、まぁ、僕が板橋でやってたお店を知っている人はわかるでしょうけど、そんな場所に余裕はない、なんせ、超せませまのスペースにすでに色んなものを詰め込んでいたのです。

ましてや、セラーをばかばか買うお金もない。

悩みました、だって答えは出てるのに、手段にたどり着けないんですから。

そこで、いろいろ調べているうちに、これやってゆうのを発見したんです。

今日はここまでにしておきます。

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僕がワインをサーブする時に気をつけていることその1

僕がワインをサーブする時に気をつけているポイントは大きく分けて2つあります。

前提として、ワイン単体で飲むのと、料理と合わせるのとで、サーブの仕方は異なる場合がある、ということを理解して欲しいです。

理由は後ほども述べますが、料理の持っている要素:味、香りが、ワインのそれに影響を与えるからです。

よく言われるマリアージュというのは、ワインと料理との組み合わせで、ワインと料理のそれぞれの良さを引き出そう、あるいは、ワインや料理のこの部分を目立たせってやろうってことなんですね。

ではまず一つ目のポイント、グラスのかたち。

これはなぜかと言うと、大きく分けて2つの理由があります。

甘み、辛み、渋み、苦味、酸味。

横、真ん中、先、奥、舌のパーツで、それぞれの要素を感じるところが異なっているのです。だから、グラスのかたちによって、ワインが舌のどの部分に大きく当たるか、ワインが口に入る速さがどれくらいなのか(これによってワインがどのくらいの時間、舌にとどまるかが変わってくるから)、によって大きく異なってくるのです。

だから、同じワインでもグラスのかたちを変えて飲むことによって、味が変わってくるのです。

もう一つ、香りの感じ方もグラスのかたちによって大きく変わってきます。一般的にグラスを大きくすると、香りが立つようになってきます。じゃあ、香らせるために大きなグラス使ったらええやんけ、って話になりそうですが、香りが立たないワインや、味わいとのバランスで、小さなグラスを使った方がいいワインもたくさんあります。

また、別の観点からの話ですが、酸化すると味わいが大きく損なわれ可能性があるワインに、大きなグラスを使うのは大きなリスクがあります。

なぜならば、グラスが大きいということはそれだけワインと空気が触れる面積が大きいので、それだけ、より酸化しやすくなってしまうからです。

逆もしかりで、酸化を強制的にすすめたいときは、大きなグラスをあえて使うのもアリだと思います。

大事なのは「ワインが変わる」のを感じることだと思います。

次に気をつけているポイントを一気に書こうと思ったのですが、だいぶ長くなってしまったので、続きはまた後日。

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