プル・チャレッロ Reported by 中村篤史

こんにちは!

中村篤史(なかむら あつし)と申します。
9月から金曜と土曜の夜、ミランで勉強させてもらっています。

平日は会社勤めなのですが、お酒が好きで、大好きで、ぐびぐび飲んでいるうちに、気がついたら週末にミランでワインの勉強をさせてもらう事になっていました。お酒の力って凄いもんです。

趣味、お酒。
特技、朝まで飲む事。
アピールポイント、日本のお酒、外国のお酒、幅広く好きで、楽しく美味しく飲めます!

……ダメな人間の典型ですね。。
僕は入社試験の時、履歴書と自己PRに何を書いたんでしょうか。きっと嘘で塗り固めたのっぺりとした当たり障りのない書類を提出したのでしょう。。

今後、拙いレポートですがワインの紹介をさせてもらう事になりそうです。

人に伝えるにはまだまだ力不足だと思いますが、自分が感じた感覚を正直に等身大で伝えていけたらと思います。

既にお店でお会いした事がある方も、まだお会いできていない方も、これからよろしくお願いします!

ワイン名
プル・チャレッロ
生産者
セラー・パルダス
ぶどう品種
チャレッロ
地域
ペネデス

香り
香りは控えめで支配的な香りはない。癖のある香りが微かに。チーズ?皮?ミネラル感も感じる。


黄金がかったイエロー。緑色の要素も感じられる。


1日目
アタックに苦味を感じる。続いて酸味。ライムの皮の様なドライな爽やかさと苦味が続く。余韻は長くない。温度が上がるにつれて苦味が消えはしないが柔らかくなる気がする。

2日目
1日目の味が落ち着いてきて、要素はが変わらないが飲みやすくなった。特徴的だったライムの皮の様な味は薄れたが、代わりにレモン、グレープフルーツの様な酸味と苦味が出てきて、後味に梅酒や杏酒の様な甘みを感じる様になった。

3日目
全体的に要素が薄れて水っぽく感じる。
ただ、苦味がかなり無くなった分、2日目の梅酒や杏酒の要素が引き立っている。

グラス
リーデル・ヴェリタス・シャンパーニュ・グラスでは味がトゲトゲしてバラバラだった。リーデルのオークド・シャルドネ・グラスが香り、味共合っていた。(友達いわく、1日目は、背の高い白ワイングラスの方が好みの様。酸味が好きな人ならあり?)

温度
各日共、冷蔵庫から出したてより、常温と冷蔵庫の温度の間くらいが良かった気がする。

ーーーーー
だそうです、「あつし」、これからもよろしくね。

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最高のカバ、レカレド。トン・マタさんのセミナー

超高品質なカバを生産することで有名なレカレド社。そして、そのレカレド社が近年から手掛けるスティル・ワイン・プロジェクト、セィエル・クレド。その3代目当主の、トン・マタさんのセミナーに行ってきたぜ。

結論から言うと、ホンマに過去最高に素晴らしいセミナーやった。

理論的、技術的、学術的に素晴らしく、非常にわかりやすく、僕がいわゆる、自然派ワインに抱いている、さまざまな「問い」に対して答えてくれていました。

トンさんの、「最高のカバ、そしてチャレロという、この地固有の品種から、至高の白ワインをつくるんだ」という想いだけでなく、通訳の佐武さんのワインに対する情熱と愛情もこのセミナーの充実ぶりに、大きな力となっていました。

箇条書きになってしまいますが、僕が勉強になったことをつらつらと書いていきたいと思います。

1.バイオダイナミック農法について

・レカレドでは、生態系を守りながら、ぶどうは栽培されています。

・詳しくはWikipediaのバイオダイナミック農法を参照。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E8%BE%B2%E6%B3%95

・草生栽培することによって、地中の虫、微生物が格段に多くなります。バイオダイナミック農法においては、微生物の存在が非常に重要であると考えられています。なぜなら微生物が地中に存在するさまざまな栄養素を、ぶどうの樹が吸収できるかたちに変えてくれるからです。だから、地中で微生物が生きていきやすいように環境を整える、具体的にいうと、微生物を殺してしまうような化学肥料を使ったりしないこと。土の中に十分な酸素を取り込めるよう、地面を押し固めてしまうようなトラクターを使わず、重力がかかりすぎないよう馬で畑を耕す、といったことがなされているのです。

・こうもりは唯一空を飛べる哺乳類で、蜂の次に植物の生態系を守るのに大事とされている。なぜなら、ぶどうに卵を産み付けてダメージを与える蛾をこうもりが食べるからである。

・生態系を考慮しておこなわれる、バイオダイナミック農法において、マメ科の植物は大事な役割を果たす。なぜなら気体中の窒素を植物にとって使いやすい硝酸塩に変換するからである。わかりやすく言うと、土に窒素、肥料を与えるということ。

2. レカレド、セィエル・クレドのフラッグ・シップであるぶどう、チャレロの特徴

・ベジタル。アニス、フェンネル、アーモンド、ヨード系の香り。

・アルバリーニョ、ベルデホなどの香り高いぶどう品種と比べると、その香りは穏やかで繊細。

・地中海品種としては非常に高い酸を持つ。

・アフターに苦味、塩味を感じる。

・生育に湿った風が必要で、海に近いところで、標高400mくらいのところで栽培される。

・海からあまり離れすぎたり、標高の高い

ところで栽培すると花ぶるいを起こす。

・遅霜や花ぶるいの被害を受けやすい。

・収穫のタイミング遅い、生育サイクルが長い品種。

・作付け面積9500ヘクタールのうち、7000ヘクタールがペネデス。

・風に強いガルナッチャや、カリニャナに比べて、風に弱い品種である。

・カタルーニャでは、ブリサットと言って、白ワインを、赤ワインのようにマセレーションしてつくる方法が伝統的に存在していた。

いわゆる「オレンジワイン」である。チャレロはブリサットに向いている品種である。

・イタリアから入って来た黒ブドウのの変異種と言われている。そのために白ぶどうにしてはマセレーションによってタンニンが得られやすい。

・還元的な品種、遊離揮発酸が出やすい。

*補足

チャレロのワインについて書かれた佐武さんの素晴らしいブログ。

http://blog.vivaspain.es/2013/10/post-183.php

3.コルピナット、カバ・デ・パラへ・カリフィカードについて

・コルピナットとは、このレカレドも含めてカバの優良生産者が集まってつくられた、高品質なカバを保証するための新たなる枠組みづくり。

・カタラン語で、コル=心、ハート、中心

ピナット=ペネデス

足して=コル・ピナット

・要は安かろう悪かろうといったカバから、 高品質なカバを守るための枠組みづくり。詳しい規定については、ヴィノテーク2018年7月号で、ワイン・ライターの蛯沢さんが素晴らしい記事を書いていますので、ここでは割愛させて頂きます。

・また、DOカバの方でも、相次ぐ優良生産者がDOカバから脱退していっていることに危機感を覚え、高品質なカバを保証するための新たなカテゴリー、カバ・デ・パラへ・カリフィカードをつくった。

・こちらも色々規定はあるのですが、コルピナットとのそれと比べると、だいぶ曖昧なところはあるようです。

・とはいえ、パラへに認められたカバは、素晴らしいものであることは間違いないです。

つらつらと書きましたが、このセミナー内で飲まさせて頂いた、カバ、スティル・ワインは本当に素晴らしいものばかりでした。これだけの作品が、本当のところで、ワイン好きの人たちに、知られているかというと、まだまだ、だと思います。

スティル・ワインはワイナリー和泉屋の新井さんが、いろいろお話をして、広めようとしていますが、

http://www.wizumiya.co.jp/category/1195.html

カバの方は、全然、知られてないなー、といったところでしょうか。。。

でも、ホンマに飲んだらビックリするで、な、カバなので、僕も頑張って、「うまっ!」と言ってもらえるように、いろいろ伝えていきたいです。

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ビラール・ブランコ [2016] ボデガス・ビラール

https://plusblue.thebase.in/items/10720138

待ってたぜ、リオハのトップ・ワイン・メーカー、ダビス・サンペドロ・ヒルがつくる、新ビンテージ、白ワイン、ビラール・ブランコ。

いや、彼めちゃくちゃ気難しいやつなんやけど、つくるワインはホンマにすごい、これが、エントリー・キュベなんてホンマに信じられへん。

なんやろ、性格はデコボコしてるのに、ワインはめちゃくちゃバランスが取れている、一瞬、キラキラしてて突出してるなーって、思うと、他の要素がカバーし合っていく、そんな連鎖がどんどん続いていく、「かえるの唄」ワイン、絶対飲むべきワインやね。

お勉強コメント
色調は若干ながら黄金がかった輝きのあるライムイエロー。

まず、ほのかなブリオッシュ香が感じられ、その後に、マンゴー、バナナなどの南国系のフルーツの華やかな印象。

程よいボリュームと、豊かな酸味が、香りと同様の果実味とバランスよく調和。

味わいと同様の余韻が非常に長く残る。

10-12度くらいの温度でサーブするのが好ましく、小ぶりのブルゴーニュ・グラスがこのワインの特徴を発揮させると思われる。

ビラール・ブランコ [2016]
Bhilar Blanco

生産者
ボデガス・ビラール
Bodegas Bhilar

地域
スペイン / ラ・リオハ州
Spain / La Rioja

産地
DOCa リオハ
DOCa Rioja

葡萄品種
ビウラ
ガルナッチャ・ブランカ

アルコール度数
13.5%

おすすめグラス
小ぶりのブルゴーニュ・グラス

サービス温度
10℃~

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ラ・デル・テレノ [2015] フリア・カサド

https://plusblue.thebase.in/items/10720112

ほんま、おてんばなワインやわ、、、。これ前にもゆうたんですけど、スペインで飲んだ時は自然派ワインって全然気づかんかったんです、、、。ええ、クリアで透明感のある味わい、このワインをつくってる女の子、フリア、のようにキラキラしてたんです、、、。

で、日本に着いてテイスティングしてみると、、、なるほど!これはいわゆるヴァン・ナチュール、スペイン語はなんやろ、ビノ・ナチュラレみたいな感じなんやろか、、、。はい、このワインの葡萄、モナストレルって葡萄は本来、もっとボディのしっかりしたワインに仕上がるのですが、このワインは、ボディも確かに感じられるのですが、キラリとした酸と、妖艶な果実味によって、他のモナストレルからつくられたワインとは完全に一線を画します。ただーし、これ、僕が自分で輸入して扱ってるワインやからわかるんですけど、その日によって美味しく飲めるサービスの仕方が変わる、温度やら、グラスやら、デキャンタージュやら、ホンマに扱いにくい、、、けど、その魅力を引き出し切った時にはメロメロにさせられてしまう。そんな、ハイスペ・ワイン、テクニック自慢のあなたにオススメです。

お勉強コメント
色調は紫色がかった濃いガーネット。しっかりとしたディスクがある。

カシス、ブラックベリー、など黒い果実が凝縮された香りとともに、おそらく野生酵母由来であろう、フレッシュなバナナ香も感じられる。

外観のように味わいは非常に凝縮感があり、少しざらつきはあるものの心地よい丸みを帯びた渋み。余韻には爽やかな酸味が印象深い。

14度くらいの温度からスタートして、ブルゴーニュ・グラスと、ボルドー・グラスの中間のグラスを使うと良いと思われる。

ラ・デル・テレノ [2015]
La del Terreno

生産者
フリア・カサド
Julia Casado

地域
スペイン / ムルシア州
Spain / Murcia

産地
D.O.フミーリャ    
D.O.Jumilla

葡萄品種
モナストレル

アルコール度数
14%

おすすめグラス
リーデル・エルミタージュ・グラス

サービス温度
14℃~

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スス・スクロファ [2016] セラー・パルダス

https://plusblue.thebase.in/items/10718363

いやー、かわいなってきたわー、最初は暴れん坊やったから、色々しつけせなあかんかったけど、だんだんお行儀が良くなってきましたわ。

到着したては、抜栓直後の還元臭のコントロールに手こずったけど、、、まぁ、2日目になると全然、今の状態になってたんやけどね、今や、はい、ちゃんとしてます、抜栓直後から、還元してても、あっちゅー間に飛びます、んで、ぴちぴちした娘が姿を現わすのです。フレッシュです、夏の扉を開けに行ってます。全く飲み疲れしないので、もちろん、料理と合わせても良いんですけど、これだけで、素敵なパートナーと、さしつ、さされつ、飲んじゃって下さっても、ええんやないでしょうか。

お勉強コメント
色調は若々しい赤みがかった
ルビー。中心に向かって紫がかったニュアンスがある。

バラ、ゆり、フランボワーズ、それに特徴的な梅や、スモモのような香りが感じられる。

ストレートな果実味が感じられるアタックと共に、心地よい酸が後を追いかけてくる。余韻に残るきめ細やかなタンニンも非常に印象に残る。

還元してる場合があるので、その場合は軽くデキャンタージュするか、スワリングの回数をサーブ前に多く取り、酸化を促す。

やや冷やし目の13度くらいの温度からスタート、大振りのブルゴーニュ・グラスで提供するのが良い。

スス・スクロファ [2016]
Sus Scrofa

生産者
セラー・パルダス
Celler Pardas

地域
スペイン / カタルーニャ州
Spain / Cataluña

産地
D.O.ペネデス    
D.O.Penedès

葡萄品種
スモイ

アルコール度数
12.5.%

おすすめグラス
ブルゴーニュ・グラス

サービス温度
13℃~

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コスタ・ド・サンタ・マリーナ [2012] ボデガス・ビラール

https://plusblue.thebase.in/items/10187248

化けた化けた化けた、、、いや、いつかはこうなるんちゃうかとわかってたんやけど、しばらくずーっと眠ってたんよな、、、このワイン。

蜜や、クロワッサンや、スカッとした酸や、まだまだ色んな味がいっぱい詰まってて、それも、これからどんどん増えていくで、これ間違いなく、っても、そんなに在庫がないのが、、、どないしょうかいな。

お勉強コメント
黄金色がかった輝きのあるイエロー。青リンゴのコンポート、グレープフルーツ、黄色になったライムに加え、ほのかに軽くトーストしたブリオッシュのような香りが感じられる。

味わいも香り同様、これらの果実、小麦のニュアンスが感じられ、そちらが豊富な酸とよくまとまっていく。余韻は少し苦味を伴うが心地よく、それが長く続く。

9-10度の温度でサービスして、温度の上昇による味わいの変化を楽しみたい。大振りのブルゴーニュ・グラスがこのワインの複雑な香りを良く感じられて好ましい。

コスタ・ド・サンタ・マリーニャ [2012]
Costa do Santa Mariña

生産者
ボデガス・ビラール
Bodegas Bhilar

地域
スペイン / ガリシア州
Spain / Galicia

産地
D.O.リアス・バイシャス
D.O.Rias Baixas

葡萄品種
アルバリーニョ

アルコール度数
12.5%

おすすめグラス
ブルゴーニュ・グラス

サービス温度
8℃~

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ラ・モビーダ・ピサーラ [2013] マルディビナス

https://plusblue.thebase.in/items/10187202

小梅ちゃん?って思ってしまうような、はじまりの香り、、、。紫蘇、やっぱりジャパニーズだ、それもアダルティだと一瞬ワナにハマりそうになりますが、ハッと気がつくと正気を取り戻させるようなフルーツ爆弾が口の中で弾けます。最後まで僕をハラハラさせるようにその余韻は心地よく続いていきます。

豚足と豚耳のガレットに合いましたね、豚の料理は全般的に相性がよいのではないでしょうか。

お勉強コメント
やや落ち着いた印象の紫色がかった透明感のあるルビー。ディスクの縁にはやや酸化のニュアンスが感じられる。

木いちごや、フランボワーズ、さくらんぼのような甘い香りと、甘苦系のスパイスの香りが感じられる。

香りにあったような赤い果実の印象が感じられ、心地よい酸があとに続く。
やや苦味をともなった細やかな渋味も口の中にわりと長く続く。

温度を低めにしてアルコール感をあまり感じさせないように提供したい。

ラ・モビーダ・ピサーラ [2013]
La Mocida Pizarra

生産者
マルディヴィナス
Maldivinas

地域
スペイン / カスティーリャ・イ・レオン州
Spain / Castilla y Leon

産地
Vdt.カスティーリャ・イ・レオン
Vino de la Tierra de Castilla y Leon

葡萄品種
ガルナッチャ

アルコール度数
14.5%

おすすめグラス
ブルゴーニュ・グラス

サービス温度
13℃~

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ディド・ラ・ソリューション・ロサ [2015] ベヌス・ラ・ウニベルサル

https://plusblue.thebase.in/items/10021292

可憐な妖精なのに、大人のようなとゆうか、何を言っているのかわからへんけど、子供っぽさと大人の魅力が合わさったロゼ。

ファースト・アタックはミルキーないちご・キャンディかなっ?と感じるのだけれども、それが徐々にフランボワーズのようなキリッとしまった酸によって爽快な余韻を残していくのです。

たまたまだったのですが、新玉ねぎをくたくたまで蒸し煮したのと、自家製のベーコンを使ったパスタにめちゃくちゃ合いました。

全く話は変わるのですが、昨年末にとある大井町にはある巨匠のワインバーで飲んだ時に、自分がいかにワインに対して基礎力が足りないかということを痛感させられました。

そこで一からもう一度ワインをやり直してみようと思い、いろいろ自分なりに調べたところ、とある文献にたどり着きまして、よし、これを教科書にして、ティスティング・コメントを残していこう、自分の勉強の成果をアウトプットしていこうと決めたのでございます。(今までのコメントの仕方と並行してですね)

決めたのは去年の末だったのに、うだうだやって、結局今日からっていうことになりましたが、、、。

お勉強コメント
若干オレンジ色がかった、淡いチェリー・ピンクの色調。

まず最初にわかりやすくバニラ、杏仁系の香りが立ち上がり、その後にイチゴ、フランボワーズの香りが後を追う。

味わいは、香りの印象そのままに、まずまろやかに始まり、甘味が口の中に広がる。続けて、引き締まった酸が果実味と共に感じられる。

あまり冷やし過ぎない温度で、口の広いタイプのグラスを使うとこのワインの個性が生かされると思われる。

ディド・ラ・ソリューション・ロサ [2015]
Dido La Solucion Rosa 2015

ベヌス・ラ・ウニベルサル
Venus la Universal

地域
スペイン / カタルーニャ州
Spain / Catalunya

産地
D.O.モンサン
D.O.Montsant

葡萄品種
ガルナッチャ50%
マカベオ25%
カリニェナ10%
ガルナッチャ・ブラン10%
ガルナッチャ・グリ5%

アルコール度数
14%

おすすめグラス
ブルゴーニュ・グラス

サーヴィス温度
12℃~   

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僕がワインをサーブする時に気をつけていることその2

前回の続き

僕がワインをサーブする時に気をつけていることその1

2つ目、ワインをサーブする温度。これは僕の師匠に徹底的に教えられたのです。

よくある日本での神話に、赤ワインは常温で提供する、というものがあります。

しかし、常温とゆうのは季節や、室内か、室外か、環境によって大きく異なりますし、また、ワインの温度もその環境によって、最初注いだ時より大きく変化しますよね。

ここは多少なりとも主観になってしまうのですが、得てして、皆さんが思い描いている赤ワインを飲む温度は高すぎる傾向があるということです。

まぁ大事なのは、常温、常温、あるいは僕が温度が高い、高いと言ったところで、「それは他の誰か」が言ったことなので、自分にとって飲み心地の良い温度帯を発見するということです。あー、ワインって温度を変えるとまるで別のワインになるんだってことを知ることです。

わかりやすい例として赤ワインの話をしましたが、これはもちろん白ワインにも当てはまります。白ワインだからといって、ただ冷やせばいいってもんじゃない、赤ワインで飲む温度くらいで飲んで美味しい白ワインはいくらでもあります。

僕はワインを飲む面白みってのはここにあると思います。自分が工夫することによって、「ワインの味が変わる」、それを知ることで、ワインを難しいものじゃなくて、より身近なものとして感じてもらえたらなと思って。

これは余談なのですが、僕はワインって飲む温度によってこんなに味が変わるんだってことを師匠に教えてもらって、じゃあ温度をコントロールするにはどないしたらええねんってことを色々考えました。

まず一つたどり着いたのは、じゃあ保管しておく温度を変えたら、提供温度を変えれるやんって。で、たくさんセラーがあったらええんやって、ほんで、保管温度をちょっとずつ変えたらええんやって。

だがしかし、まぁ、僕が板橋でやってたお店を知っている人はわかるでしょうけど、そんな場所に余裕はない、なんせ、超せませまのスペースにすでに色んなものを詰め込んでいたのです。

ましてや、セラーをばかばか買うお金もない。

悩みました、だって答えは出てるのに、手段にたどり着けないんですから。

そこで、いろいろ調べているうちに、これやってゆうのを発見したんです。

今日はここまでにしておきます。

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僕がワインをサーブする時に気をつけていることその1

僕がワインをサーブする時に気をつけているポイントは大きく分けて2つあります。

前提として、ワイン単体で飲むのと、料理と合わせるのとで、サーブの仕方は異なる場合がある、ということを理解して欲しいです。

理由は後ほども述べますが、料理の持っている要素:味、香りが、ワインのそれに影響を与えるからです。

よく言われるマリアージュというのは、ワインと料理との組み合わせで、ワインと料理のそれぞれの良さを引き出そう、あるいは、ワインや料理のこの部分を目立たせってやろうってことなんですね。

ではまず一つ目のポイント、グラスのかたち。

これはなぜかと言うと、大きく分けて2つの理由があります。

甘み、辛み、渋み、苦味、酸味。

横、真ん中、先、奥、舌のパーツで、それぞれの要素を感じるところが異なっているのです。だから、グラスのかたちによって、ワインが舌のどの部分に大きく当たるか、ワインが口に入る速さがどれくらいなのか(これによってワインがどのくらいの時間、舌にとどまるかが変わってくるから)、によって大きく異なってくるのです。

だから、同じワインでもグラスのかたちを変えて飲むことによって、味が変わってくるのです。

もう一つ、香りの感じ方もグラスのかたちによって大きく変わってきます。一般的にグラスを大きくすると、香りが立つようになってきます。じゃあ、香らせるために大きなグラス使ったらええやんけ、って話になりそうですが、香りが立たないワインや、味わいとのバランスで、小さなグラスを使った方がいいワインもたくさんあります。

また、別の観点からの話ですが、酸化すると味わいが大きく損なわれ可能性があるワインに、大きなグラスを使うのは大きなリスクがあります。

なぜならば、グラスが大きいということはそれだけワインと空気が触れる面積が大きいので、それだけ、より酸化しやすくなってしまうからです。

逆もしかりで、酸化を強制的にすすめたいときは、大きなグラスをあえて使うのもアリだと思います。

大事なのは「ワインが変わる」のを感じることだと思います。

次に気をつけているポイントを一気に書こうと思ったのですが、だいぶ長くなってしまったので、続きはまた後日。

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